FileWatcher

FileWatcher について

本システムは、所定のファイルが出現することを監視し、検出されたことをきっかけに外部のプログラムを実行します。 検出されたファイルを本システムではトリガーファイルと呼び、プログラムの実行後に削除あるいは移動させることができます。 メインの処理を行う Windows サービスと、監視対象を設定するためのツールから構成されています。 1つの監視対象と処置設定のセットを、本システムではスキーマ(図式の意)と呼んでいます。 本システムの設定はスキーマごとの XMLファイル(書式付きのテキストファイル)に記述し、1つのフォルダに保存します。 本システムの設定ツールは、スキーマファイルを編集する機能の他に、サービスを開始・停止する機能を持っています。

本システムは、あるデータファイルがサーバ上に作成されることを待って、データベースに取り込むことを想定して設計されました。 作成された直後のファイルは、継続して他のプロセスに使用されている可能性があります。 とても大きなファイルであれば、ディスクへの書き込みに時間がかかるかも知れません。 ファイルの出現から作成完了までのタイムラグを鑑み、ファイルがアクセス可能になるまで処理は待機されます。