DbNotifier について
本システムは、定期的にデータベースに問い合わせを実行し、取得した表データをファイルにまとめ、メールで送信するものです。 ODBC あるいは OLE DB の規格に準じた、各種のデータベース製品に適用できます。 メインの処理を行う Windows サービスと、データ取得方法やメールの送信方法を設定するツールから構成されています。 本システムの設定ツールは、設定を記述する機能の他に、サービスを開始・停止する機能を持っています。
処理ステップ
本システムの一連の処理は次の5つのステップからなり、Windowsサービスによって定期的に繰り返し実行されます。
- 開始イベント
- データベース問い合わせ
- ファイル出力
- 終了イベント
- メール送信
開始イベント
外部のアプリケーションやコマンドを実行し、終了するまで待機します。 一連の処理に先駆けて何らかの処理が必要な場合に、コマンドや引数を登録しておきます。
データベース問い合わせ
データベースに接続し、登録済みのクエリを発行してデータを取得します。 複数のクエリを登録すれば、複数の結果を得ることができます。
ファイル出力
データベースから得られた表データを、CSVファイルまたはExcelファイルに出力します。 実行日時を使用して、ファイル名を動的に決めることができます。 ファイルをZIP形式で圧縮することができます。
終了イベント
外部のアプリケーションやコマンドを実行し、終了するまで待機します。 何らかの事後処理が必要な場合に、コマンドや引数を登録しておきます。
メール送信
メールサーバ(SMTP)に接続して、添付ファイル付きのメッセージを送ります。 メールの件名や本文中に、実行日付やデータ件数の値を挿入することができます。